美女と野獣のあらすじのネタバレ！最後の結末を紹介

1992年に上映されたディズニーの長編アニメーション映画である『美女と野獣』。
今でもディズニーアニメーション映画の中でも人気作の一つです。

美女と野獣は美女のベルと野獣のアダムの物語。
今回はその美女と野獣のあらすじをネタバレありで最後の結末まで紹介します。

美女と野獣のあらすじをネタバレ

王子が魔女に野獣にさせられる

昔とあるお城に若い王子が住んでいました。
わがままに育った王子は人の気持ちがわからずやりたい放題。

ある日お城に老婆が泊めてほしいと一輪のバラを差し出した。
しかし王子は老婆を追い返そうとする。

その後老婆は美しい魔女に変身。
美しい魔女の姿を見た王子は謝る、時すでに遅し。
魔女はお城に魔法をかけて、見かけだけで人を判断する王子を野獣の姿に変えてしまった。

王子はその醜い姿からお城の中に閉じこもってしまう。

魔女の魔法を解くためには老婆の渡したバラの最後の一枚が散る前に誰かを愛し、愛さなければいけない。
それができなければ永遠に野獣の姿のまま。

王子はだれが野獣のことなんて愛してくれるかと･･･
そして月日は流れ、野獣は自暴自棄になり、あきらめかけていた。

ベルがモーリスの身代わりとなる

街で一番の美女と言われてるミステリアスで読書が大好きな女の子のベル。
彼女は発明家の父親のモーリスと二人暮らし。

ベルは街に馴染めず、また狩人のガストンからの結婚を申し込まれてうんざりしていた。

翌日モーリスは完成させた自動巻き割り機を持って、お祭りに出かけて行った。
モーリスはお祭りの会場に向かう途中森で迷ってしまう。

ただならぬ気配に動揺したフィリップはモーリスを森に置いて走り去ってしまった。
そこにオオカミが現れ、モーリスは立派なお城の中に逃げ込む。

一晩止まらせてほしいというモーリスに話しかけたのはろうそくのルミエールと時計のコグスワース。
モーリスはもてなされるが、突如入って来た野獣により、牢につながれてしまう。

その翌日フィリップだけ家に戻ってきたことを不自然に思ったベルはモーリスの後を追い、お城に訪れる。
お城に入っていくベル。

お城で牢に入れられているモーリスを発見するが、野獣に見つかってしまう。
ベルはモーリスの身代わりになると野獣に申し出る。

そのベルに野獣は「永久にここにいると約束しろ」と条件を突きつける。
ベルがこの条件を飲み、モーリスは解放された。

野獣がベルをオオカミの群れから助ける

ベルは野獣に部屋を用意されたが、部屋の中で泣いていた。
そんなベルを召使いたちは優しく受けれ入れた。

夜に招待した晩餐に来ないベルにイライラを募らせる野獣。

野獣が元の姿に戻るためには、魔女から渡されたバラの最後の一枚が散る間にだれかを愛し、愛されなければならない。
しかしすでにバラはしおれかけていた。

ベルは召使たちにお城を案内してもらっている最中に野獣から入ってはいけないと言われていた西の外れの部屋に入ってしまう。
野獣は激昂し、部屋から追い出す。

野獣の振る舞いに嫌気がさしたベルはお城を抜け出してしまう。
しかしベルは外に出るとオオカミの群れに襲われる。

ベルを助けたのは野獣だった。

傷ついた野獣はその場に倒れた。
お城に連れて帰り、手当てをするベル。
ベルは野獣に命を助けてくれた子に感謝の言葉を伝えた。

徐々に心を通わせていくベルと野獣

野獣はベルに何かプレゼントをしたいと思い、お城の溢れんばかりの本がある図書室をプレゼントした。
ベルは次第に野獣の優しさに気づき、二人は惹かれ合ってきていた。

野獣は晩餐でベルに思いを伝えることを決意。
二人はディナーや踊ったりと楽しい時を過ごした。

しかしベルは楽しいと思いつつ、どこかさみしそう。
モーリスに会いたいというベルのために野獣は見たいと思うものを映し出す鏡を渡した。

鏡はモーリスの姿を映し出す。
モーリスは野獣からベルを助け出そうと一人で病気で苦しみながらもお城に向かっていた

ベルのことを思った野獣はベルを開放する。
そしてお城のことを思い出してほしいと鏡を渡した。

野獣はベルのことを愛していたが、ベルからも愛されてないと魔法は解けない。

ベルはモーリスを探しに行くと道で倒れているのを見つける。
家に戻り、ベルはモーリスとの再会を喜んだ。
ベルを心配するモーリスだったが、ベルは野獣が変わったことを説明する。

そしてベルと一緒にポット婦人のチップも付いてきていた。

ガストンたちが野獣を殺そうとお城に向かう

そんなときガストンの差し金でベルの元を訪れた医者のムッシュー・ダルク。
モーリスの野獣の話を聞き、正気じゃないと病院に入院させられそうになってしまう。

そこにガストンが現れ、自分と結婚すれば、誤解を解くとベルに結婚を迫った。

モーリスがうそをついていないことを野獣からもらった鏡で証明するベル。
ベルと野獣の関係に嫉妬したガストンは野獣が恐ろしい存在であると人々を煽り、野獣を殺そうとする。

美女と野獣の最後の結末

ベルは野獣にそのことを伝えようとするが、モーリスと二人で自宅の地下に閉じ込められてしまっていた。

ガストンたちがお城を攻撃していることを野獣に伝えるが、ベルを解放したことで自暴自棄となって動こうとしない。
街の人々とやって来たガストンたちに召使たちは応戦。

そしてベルとモーリスはチップのおかげで地下から脱出すことに成功していた。

召使いたちは野獣を殺しに来た街の人々を追い出す。

ガストンはついに野獣を見つけ、矢を放つ。
矢は野獣に命中して、苦しみながらも抵抗をしようとしない野獣。

そこにベルがお城に到着する。
ベルの登場で息を吹き返した野獣とガストンは戦いになる。
ガストンを追い詰めて、バルコニーから落下させようとするも思いとどまった。

ベルが野獣の前に現われ、二人は手を取り合う。
しかし油断していた野獣はガストンに剣で脇腹を刺されてしまう。
ガストンはバランスを崩し谷底に落下。

野獣は傷を負い、瀕死の状態になってしまう。
最後に「どうしても顔を見たかった」と言い残して、静かに息を引き取った･･･。

ベルも「愛しているわ」と思いを伝えた。

最後のバラの花びらが散っていく。

しかしその瞬間は無数の光が野獣を包む。

野獣の姿から人間の姿に戻り、魔法が解けていく。

お城にかかっていく魔法も解けて、ルミエール・コグスワース・ポット夫人たちも人間に戻る。

そして愛し合うベルと野獣はお城で幸せに暮らしていく。