暗殺教室の茅野カエデは触手を持ち、殺せんせーへの復讐するために3年E組に来た復讐者。
今でこそ言えることですが、実はこの暗殺教室ギャグテイストかと思いきや結構伏線を張り巡らせてある計算された作品です。
茅野カエデについても数多くの伏線が存在します。
今回はその茅野カエデの伏線をまとめてみました。
茅野カエデの正体
暗殺教室の第128話で、ある人物によって物語が大きく動きました。
ある人物とは・・・
茅野カエデ!!
彼女は殺せんせーに復讐するために3年E組にやってきて、且つ触手を持っていたのです。
ただ以前から茅野カエデには何かあるのではないか?
暗殺教室の黒幕的な存在なのではないか?
という説はありました。
その時は噂レベルでしたけどね。
ヒロインの割には話のメインがない
ヒロインの割に特徴がない
などと言われていたようですよ。
ラスボスなのでは?
といわれていたほど。
ただラスボスではありませんでしたけどね。
今になってみると実は物語にかなりの伏線を張っていました。
その伏線をまとめてみました。
茅野カエデの伏線まとめ
第4話「基礎の時間」
「渚 私E組に来てから日が浅いからしらないんだけど 彼どんなひとなの?」
赤羽業というキャラクターを読者に伝えるために茅野カエデを使って潮田渚に説明させたと思っていました。
この転校してきたことの意味はこの時は微塵も感じませんでした。
しかしこの転校はきちんと意味がありましたね。
茅野カエデは殺せんせーへの復讐のために、3年に転入してきていました。
そのため茅野カエデは前担任の雪村あぐりを知らないという設定です。
第29話「転校生の時間・二時間目」
シロがイトナを連れてくるために教室に入ってくる。
教室に入って来たシロは何かに気付きます。
渚は自分が見られていると思いましたが、これは実は茅野カエデを見ていました。
シロは茅野カエデの正体が雪村あぐりの妹であることをすぐに気づきました。
また茅野カエデもシロの正体がわかっていたようですね。
シロは茅野がとっさに視線を逸らしてたと言っています。
これらは暗殺教室第128話で明かされています。
第32話「絆の時間」
「しかもあのクラス・・・。フフ面白い」
シロがイトナを連れて去って行く時に発した一言。
最初からシロは怪しさ満点過ぎて、ツッコむところしかないですね。
第43話「夏の時間」
茅野カエデは泳ぐのが苦手。
水着のラインがはっきり出るというのを理由の一つにしていました
ただ触手を持っているから、泳ぎが苦手ということですね。
その後溺れるような描写があるが、頭が水の中に入る前に片岡に助けられている。
第78話「竹林の時間」
理事長の息子である浅野学秀から
「以前ここで理事長の私物を壊した奴がいた そいつは問答無用でE組送りになったらしいよ」
と語られています。
その後の130話でその人物が・・・
茅野カエデであったことが、発覚しました。
すごい伏線!!
しかも後付け感がないですね!
第80話「茅野の時間」
茅野カエデが指揮した巨大プリンによる暗殺。
一見全く関係ないエピソードのようですが、3年E組で何もしないのは怪しまれる。
ということで立てた計画だったようです。
暗殺は失敗に終わりますが、茅野カエデは最後に
「ふふ。本当の刃は親しい友達にも見せないものよ」
プリンによる暗殺はダミーでしたが、この発言については嘘は言っていませんね。
当時この回どうでもいい回だと思ってました。
第88話「紡ぐ時間」
第88話の最後に登場したシロ。
シロが防衛省の人物と話す最後にこの発言をしています。
最初は渚の暗殺者としての才能を感じての言葉だと思いましたが、シロが言っていた人物こそ茅野カエデでした。
確かに茅野カエデもこの画面の中にいます。
さすがにこれは渚だと思ってしまいますよね。
さいごに
茅野カエデの存在は暗殺教室の中で、1・2を争うくらい衝撃的なものでしたよね。
伏線も最初の方から、かなり散りばめられていました。
もう暗殺教室の第一話から細かい構想がすべて決まっていなければ、この描写はできないでしょう。
ただ茅野カエデは黒幕ではありましたが、まだ最大の謎であるシロがいます。
シロの過去には何があったのか?
これも注目ですね。
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