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時をかける少女の映画2010のネタバレありのあらすじと感想!

2010年に公開された『時をかける少女』

仲里依紗さんが主演した映画のネタバレありのあらすじと感想です。

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時をかける少女の映画2010のネタバレありのあらすじ

高校3年生の娘をもつ芳山和子はある日、浅倉吾郎から写真入りの封筒を手渡される。

そこに写っていた男の子をみて、和子はある事を思い出しつぶやく。


「土曜日の実験室・・・」


そしてその後、その男の子の名前と人物のことを思い出したその瞬間、事故に合い意識不明に陥ってしまう。

あかりが18歳の誕生日になった日に和子は目覚める。

和子は


「行かなきゃ・・・あの人に会いに深町一夫・・・」


とつぶやくが動ける体ではない。
そんな和子の代わりにあかりは私が行くと言う。


あかりに和子は


和子が開発した薬を使って、過去の1972年理科実験室に行って深町一夫に伝えてもらいたいことがある。
そしてその伝言を伝えるとすぐに眠りについた。

あかりは和子の机から薬をみつけ、飲んで念じるとあかりはタイムリープという不思議な現象に見舞われる。

しかしあかりはタイムリープ1972年と1974年2月と間違えてしまっていた。


あかりが目を覚ますと見知らぬ男性の部屋にいた。
その男性は溝呂木良太といい、あかりは良太に深町一夫を探すのを手伝ってもらえるように頼む。

最初は断る良太だったが、しばしぶ深町一夫を探すのを手伝い、家に泊めることになった。


翌日あかりと良太は和子と深町一夫がいた中学校に忍び込み卒業アルバムをみるがそこに深町一夫の姿はなかった。


和子の名前をみつけたあかりは直接和子に聞きに行こうと家に向かう。

和子は留守だったが、そこに偶然通りかかった
この時代の浅倉吾郎を見つけ呼び止める。

吾郎から和子は高校入学と同時に横浜に引っ越ししたことを聞き、和子は良太と横浜に向かう。


そこで和子を発見した二人は深町一夫の事を聞いてみたが、知らないと言われてしまう。


その帰りに良太と寄り道をし、良太の映画のカメラマンをしているゴテツという人物に出会う。

そのゴテツの部屋にはなぜか和子の写真があった。

翌日再度和子に会い、中学3年生の時に薬学部に行きたくて理系の強い私立に行ったことなどを聞く。


そして


昨日会ったゴテツが長谷川政道という人物でその長谷川政道はあかりの父親だということを知る。


あかりと良太は次の手として後々まで残る新聞広告を出すことにする。


ある日映画の撮影をしている際、ゴテツがこの映画を撮り終えたらカメラマンの勉強でアメリカに行くから良太の面倒を頼むと言われる。
従兄弟だといっていたが、ゴテツにはお見通しだった。


そのゴテツにあかりは思わず


「彼女が行かないでって言ったらどうすんの?」


とゴテツの部屋に会った和子の写真を渡す。


そんなこというわけがない
一人で行って来いと言われる
行けと背中蹴られる



と笑ってゴテツは言った。


良太の映画がついにラストを迎える。
その光景を和子は笑ってみていた。

あかりは和子にゴテツがアメリカに行くことをどう思うか聞いてみた。


和子は

彼のやりたいことなら応援したい
そしてゴテツが好きなことを伝える


あかりと良太はお互いに別れが近づいていることを予感していた。


新聞広告に掲載された日

良太は映画のラストシーンを変更する。
2010年にもある桜並木の道であかりを撮るために・・・。


ある日良太の元に一本の電話がかかってくる。
父親が脳卒中だと言われ激しく動揺し、あかりとケンカになってしまう。

その後あかりは家を出て行きは新聞広告に出した約束の理科実験室に一人で向かい深町一夫を待つ。


理科準備室に泊まったあかりは翌朝誤ってビーカーを地面に落としてしまう。
しかし不思議な事にそのビーカーは宙に浮いていた


その直後


「呼んだのは君か?」


と深町一夫が訪れた。


あかりは深町一夫に


芳山和子の娘であること
和子がタイムリープの薬を作ったこと
事故にあったこと



などを伝える。


深町一夫は2698年から来た未来人だった。


深町一夫の本名はケンソゴリ

2010年から1974年に深町一夫という人物を探しに薬を使ってタイムリープしてきたあかりに会うために来たと言う。

そこであかりは和子から受け取った一枚の写真とラベンダーを渡す。


そして深町一夫への伝言


「約束は消えていない」


という言葉を伝える。


深町一夫が1972年に来た理由は


タイムリープの薬を実験的に使いたどり着いた。
しかし元の時代に戻る薬がなかったため、薬を作る間だけ1972年に深町一夫として存在していた。

そして和子は理科準備室で偶然薬のラベンダーの臭いを嗅いでしまい、タイムリープの能力を身につけてしまっていた。

深町一夫はその薬ができるまでの間に和子に恋をしてしまっていた。
ただ未来に戻る時は出会った人々の記憶から深町一夫として記憶を消すことがルールだった。


そこで和子と深町一夫は


「また会いに来てくれる?」

「ああ。深町一夫としてじゃなく全くの別人としてだけどきっと未来の君に会いに行く」

「記憶は消えてもその約束だけは心で覚えてるわ」


と話し、そして和子の記憶は消された・・・


深町一夫と出会えたあかりは2010年に戻らなければいけない。

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深町一夫が1974年に来た本当の目的はあかりとあかりに関わった人物の記憶を消すこと。


記憶を消そうとした時
あかりは

最後にどうしても会いたい人がいると言い、夜まで待ってもらうことになった。


そしてあかりは二人がはじめて会った実験室に良太を呼び出す。

あかりは深町一夫に出会ったことを話す。
良太は実家の秋田に夜行バスで帰り、明日あかりに連絡すると伝える。


明日・・・


そんなあかりに良太は戻ってきたら誕生日プレゼントとして映画を一緒にみようと映画のフィルムを渡す。


「帰ってきたら、もう私はいないんだ・・・


とあかりの目から涙がこぼれる。


あかりは良太の元へ行き抱きつき


「ありがとう・・・」


感謝の言葉を伝える。


そしてあかりのおでこキスをして別れる。


あかりが深町一夫の元に向かっている際、偶然吾郎と出会う。
吾郎は旅行でスキー場へ向かう予定だったが、夜行バスのチケットを忘れてしまい乗り遅れていた。


その吾郎の向かう場所が


秋田の能代スキー場


というのを聞き、


あかりは2010年の吾朗から聞いたある事件を思い出す。


1974年3月3日は秋田県能代行きの夜行バスの転落事故があり、38名が犠牲になる事件が起きていた。
吾郎は偶然にもそのバスに乗り遅れてしまっていた。


しかし・・・


この夜行バスには実は良太も乗っていた。


それに気づいたあかりは良太の元に急いで向かう!!

能代行きのバスに良太が乗り込むのをみたあかりは猛然と追いかける!


しかしその時誰かがあかりの腕をつかんだ。

それは・・・深町一夫だった

振りほどこうとするあかりだったが


「未来から来た人間が過去を変えてはいけない」


と止める。


ただあかりは


あたしは未来に帰らないと言い、2010年に戻るために必要な薬が入っている瓶を割り、バスを追いかける。


再び深町一夫が止める。


その間に残酷にもバスはあかりの前を走り去っていく・・・


泣き叫ぶあかりの記憶を消し、映画のフィルムも回収しようとするが、そこには一枚の紙が入っており、その紙をみた深町一夫は映画のフィルムをあかりのポケットにそっとしまう。


2010年では目覚めた和子の前には深町一夫が現れ


「ありがとう。」
「またいつか未来で。」



と言い残し、和子の記憶を消した。


病院であかりと深町一夫はすれ違うがすでに記憶を消されているので気付かない。

その後和子は回復した。
そしてベットの側には一輪のラベンダーが置いてあった。


ある日長谷川という人物から自宅に電話がかかってくる。
父親だということはわかったが、その人物がゴテツだということはもちろん気付かない。

あかりは自分のポケットに入っていたフィルムを不思議がっていたが父親から映写機を借りてみようとする。


そのフィルムをみたあかりの目からはなぜだか涙が溢れていた。

そしてそのフィルムの中には


未来の桜を見る君へ


という一枚の紙切れが入っていた。


時をかける少女の映画2010のネタバレありの感想

おそらくこの映画は観る年代によって大きく評価が異なる映画だと思います。

時をかける少女は1983年大林監督で原田知世さんが主演をした映画の評価が一番高いことは知っています。




ただ私にとっての時をかける少女は


細田守監督の時をかける少女(アニメ版)
今作の時をかける少女



この二本なんです。


1983年の時をかける少女も観ましたが、ちょっと違和感がすごかったです。
こればかりは30年以上前の作品なので仕方がないですが・・・


そのため時をかける少女を再度映画化するのであれば、昔の作品を知らない人ない人に和子のエピソードをみせるために二部作にしてほしかったですね。

深町一夫と和子のエピソードがないと


なぜタイムリープの薬を開発するほど和子が深町一夫と会いたかったのか?


がちょっと分からないですね。

この作品を観た人がはたして1983年版を観ようと思うかどうか?

思わないような気もしますね。
アニメ版とつなげちゃいそうです。


映画のおもしろさとしては十分!

201◯年代からみると1974年って違和感だらけだと思うんですが、変に現代と1974年の違いを押し出さないところも好感が持てました。

そのためその違和感を途中から感じませんでした。
実際にあの格好の高校生がいたら変かもしれませんが、その描写はこの映画には必要ありません。


一番良かったのがあかりと良太の絶妙な距離感!
その距離感の微妙さがこの映画がおもしろくなった一つのような気がします。


序盤で伏線が一つ
手法としてはよくあるような気もしますが、浅倉吾郎の話が伏線だとわかる人は皆無だったと思います。
そう考えるとこの伏線は良かったと思います。

それ以外の伏線やオチも張り巡らされていてよくできていると思いました。


ただタイムリープする映像はアニメ版と連動させたのかもしれませんが、ちょっとチープだったかなぁと。
あれ必要なかったと思いますね。

2010年に公開された時をかける少女の映画のネタバレありのあらすじと感想をお届けしました。

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