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僕だけがいない街の映画のネタバレと感想!結末はどうなった?

2016年3月19日に公開された映画『僕だけがいない街』

今回はその僕だけがいない街の映画を觀てのネタバレと感想をみていきたいと思います。

悟と八代先生のそれぞれの結末はどうなったのでしょうか!?

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僕だけがいない街の映画のネタバレ

2006年漫画家の藤沼悟は事件が起きたときにその事件の原因が取り除かれるまで時が元に戻る

リバイバル

という能力を持っていた。


ピザ屋でバイト中にリバイバルに遭遇した悟はその原因は無事取り除かれ、時は進み始めたが、車に轢かれてしまう。
病院で目を開けるとそこにはピザ屋で同僚の片桐愛梨がいた。


無事退院した悟が自宅に戻ると母親がおり、翌日二人が出かけている中、リバイバルが発生する。

その要因を必死にみつけるが、悟には見つけられない。
しかし母親に違和感を聞いたところ


母親が何かをみつけた!


そして時を進み始めた。


その後偶然出会った愛梨との夕食後、母親に何をみたのか聞いたところ


「誘拐事件が未遂に終わったよ」


と悟が小学校の時に起きた事件の事を語り始めた。


その事件とは小学生の女の子が殺された「石狩市小学生連続誘拐殺人事件」
犯人は悟もよく知る人物である白鳥潤だった。


しかし母親は悟のリバイバルが起こった時に一人の男性と小学生の女の子が目に入り、その男性が「石狩市小学生連続誘拐殺人事件」の本当の犯人ではないかと考えていた。

悟はバイト後、自宅に戻ると母親がナイフで刺されていた。


犯人らしき者の姿をみた悟は必死に追うが、逃げられてしまう。

そして悟はその犯人に母親を刺した罪を着せられ、逃走していたが、ついには警察にみつかり今まさに捕まろうとしていた。

その時・・・

1988年にリバイバル

悟はなんと小学生時代にリバイバルしていた!
いきなり小学生時代に戻り困惑する悟。


しかし母親の無事を確認した悟は母親を救おうと決める!


そして


母親が刺された原因
小学生にリバイバルした原因



がクラスメートの雛月加代が犠牲になった18年前の連続誘拐殺人事件が関係していると考える。


まず悟は雛月と友達になりたいと言い、雛月に接触する。
そして悟は自分の誕生日会に雛月を呼ぶ。

悟は雛月が殺された3月2日まで守ることが、母親を救うことに繋がると考え、雛月をその日まで守ることを決める。


ある日悟が雛月の家に行くとそこには傷だらけで横たわっている雛月の姿。
雛月は両親に虐待されていた。

悟は両親にそのキズは何かと質問するが、雛月は転んだと答える。


雛月のことを担任の八代先生に相談する。
先生も雛月のことに気づいており、二人で雛月を助けることを決める。


3月2日の誕生日会で母親が持ってきたのは二つのケーキ。
実は3月2日は雛月の誕生日でもあった。

悟は雛月にプレゼントの手袋を渡す。
そのプレゼントを受けとり雛月は涙する。


夜雛月を母親と送った悟は犯人は3月2日に手出しはできない。
母親と雛月を守れたと安堵した。

しかし翌日学校に行くと雛月は来ていなかった。

悟は雛月を守ることができなかった。

2006年へタイムリープ

悟は2006年に戻ってきたが、状況はほとんど変わっていなかった。

悟は母親を刺した重要参考人として警察から追われていた。
そこへ愛梨が現れ、悟を匿う。
悟は誘拐事件の日付が3月2日から3月3日になっていることに気付く。

リバイバルで変えられたのは犯行の日付だけだった。


しかし居場所がバレた愛梨と悟は河原に場所を移す。

そこで愛梨は悟を信じる理由について語り始めた。
愛梨は子供の頃、父親が万引きの疑いをかけられ、一家が離れ離れになったという過去を持っていた。

愛梨はその時に何もできなかったということに後悔をしていた。


悟を信じるのは自分のため!
この手でできることがあると思いたい!



と語る愛梨に悟はより一層の信頼を寄せる。


愛梨は悟に携帯を渡し、家に一度戻った。


そして突然母親から愛梨の携帯にメッセージーから来る。


藤沼悟です。
その場を動かないで。



そのメールに胸騒ぎがした悟は愛梨の家に向かったが、何者かに放火されていた。

しかし家に一度戻った愛梨は自宅を放火されるが、愛梨はギリギリの所で助けだされる。
悟は愛梨が狙われた理由がわからずにいた。


悟は母親が刺された時に握りしめていた電話番号に連絡をしてみた。
その人物とは母親の同僚で今でも誘拐事件のことを調べる澤田真だ。


母親は刺される前に澤田に


18年前の誘拐事件の本当の真犯人がわかったと連絡していた。


犯人の行動パターンは自分に疑いが及ばないよう別の人物を犯人に仕立てること。
今回はそのターゲットが悟だった。


そして愛梨が狙われた理由が真犯人とすでに接触しているという推理に達する。


愛梨は悟の共犯として重要参考人になっていた。
それを聞いた愛梨は病院を抜け出す。


河原へ向かった愛梨は悟と合流する。

そして愛梨は西園という人物が怪しいと疑う。


しかしそこへ警察が現れ、悟は逮捕されてしまう。

1988年二度目のリバイバル

その瞬間、悟は1988年に2度目のリバイバルが発生する。

もう失敗できない悟は同級生の小林賢也にも協力を求める。


悟は3月2日の誕生会の日の夜に雛月を廃車となったバスの中に匿う。


「おれら加代の味方だから」


という言葉に雛月は笑顔をみせる。


そして悟は八代先生に言って児童相談所に連絡するように頼む。


その前日の夜、雛月がいるバスに何者が現れ、ロープや長靴や練炭などを置いていっていた。
雛月が殺害された誘拐事件の時に発見された証拠品がバスにあることを不審に思った悟は雛月を自分の家に連れて行く。


「途中で投げ出さんかったらこうなった」


と言う悟や雛月を母親はやさしく迎える。


その日悟の家に泊まった雛月を早朝自宅まで送リ届ける。

雛月の母親は悟達を激しく非難するが、その一部始終をみていた八代先生と児童相談所の面々は雛月を保護する。


そして再度2006年へタイムリープが発生する。

2006年に二度目のタイムリープ

悟がみている前で階段を駆け上がってくる愛梨。

悟をみてニコリとした愛梨が寄ってくるが、悟を素通りしてしまう。

1998年に三度目のリバイバル

三度目のリバイバルで戻ってきたのは1998年。

悟はこのリバイバルは真犯人を突き止めなければ終わらず、母親も救えないことを再認識する。


ある日悟の家に2006年で会っている澤田が訪れる。

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八代先生から児童相談所には以前から連絡をしていたが、なかなか動いてくれないと聞いていたが、澤田から児童相談所は八代先生から連絡をもらってすぐに動いたと聞いた悟は違和感を覚える。


現在澤田が調べている事件が


行方不明になっている中西彩
そして隣町で練炭で殺害された小学生の事件



というのを聞いた悟は澤田と共に廃車のバスの中でみた練炭を探そうとするがすでになくなっていた。


澤田は


「やっぱりこの街に真犯人が。ぼくらのすぐ近くにいる。」


と悟に言う。


その真犯人について悟にはめぼしがついていた。


ここから僕だけがいない街の結末のネタバレが含まれています。


僕だけのいない街の結末

学校では八代先生が友達が少なく、孤立している美里をアイスホッケー部の試合に誘っていた。


それを聞いていた悟はアイスホッケー部の試合の当日に足を運ぶ。

美里は途中で席を外し、その後を付けた悟は白鳥食品の車が走りだすのに気付く。

そこへやってきた八代先生に白鳥食品の車に美里が乗っているかもしれないことを伝え、その車を追うように頼む。


八代先生の車で悟は白鳥食品の車を追っている理由について語り始めた。


この街に連続殺人事件の犯人がいること
犯人はいつも別の犯人を仕立てあげること
最近までターゲットが雛月だったこと
今はターゲットが美里になっていること
現在行方不明の中西彩も犯人は同じであること



これらを話した悟は最後に八代先生に言った・・・


「違うよね・・・」


それに対して八代先生は


「すごいな。小学生でありながらこの僕の計画を先回りして潰すなんて。」


とついに本性を現した。


八代先生は美里をおとりにして悟と二人になる機会を伺っていた。

八代先生は


「君も僕もゲームオーバーだ」


と伝え悟を橋の下に突き落とした。

2006年に三度目のタイムリープ

橋の下から落ちている途中で2006年に戻った。

そこは病院で目を開けると見知らぬ女性の姿が。
今まではそこには愛梨がいた。


その人物とは・・・雛月加代だった。


雛月・・・大人になれたんだな・・・

とつぶやく悟。


その雛月のお腹の中には子供がいた。

雛月を救えたこととその幸せそうにする姿をみて安心する悟。


自宅に戻った悟は母親がいることを確認し、ありがとうと伝える。


それから悟は愛梨と言った橋の下に来てみると、そこに偶然愛梨が通りがかった。
雨宿りのために愛梨と話し始める悟。

愛梨の手にカメラがあった。
夢というのはカメラマンだった。


カメラマンとしてやっていくことに不安を感じている愛梨に悟は


「言葉って口に出して言っている内に本当になる気がするから」


私もそう思ってたと言う愛梨に


会いたかった


と伝える。


悟は2006年現在弁護士になっている賢也に会いに行く。

そして

現在の八代先生の所在
八代先生の住んでいた地域で起きた小学生を対象にした誘拐事件の事例

この二つを調べてほしいとお願いする。


八代先生は結婚して西園と名前を変え、現在は千葉の県会議員をしていた。
そして賢也から誘拐事件の事例を受け取った悟。


2006年最初のリバイバルが起こったきっかけとなった地で八代先生が一人小学生に声をかける。
その小学生を連れて行こうした八代先生の前に悟が現れる。


「やっぱり 変わらないんですね。」


そして二人は18年ぶりに語り合い始めた。

理不尽な孤独と恐怖から開放されるために犯行に及び、犯行までに至る労力の代償として自分の手で死を与える。
八代先生は自分で手をかけることに喜びを感じていた。


もう終わりにしようと言う悟に対して、八代先生はナイフを取り出し自分の首に当てる。
しかしそのナイフはそれを止めようとした悟の首を切り裂いた。

八代先生は捕まり、悟は横たわった。


それから10年後の2016年

悟の命日の日に

母親
白鳥
賢也
雛月
そして雛月の子供
など

が集まっていた。


僕だけがいない街の感想

僕だけがいない街の原作は漫画です。
ただこの感想は漫画は加味しておらず、映画だけの感想になります。


僕だけのいない街の評価はというと

Yahoo!映画のユーザーレビュー
3.3

少し低いですね。

おそらくこの原因は原作ファンにはいまいち受け入れられていないところだと思います。


ちなみに自分は原作を見ずにこの映画をみました。
かなりおもしろかったですね!

これは映画をみて、原作を読みたくなるパターンです!


登場人物が少ないことから犯人は推測できてはしまいましたが、それは観る側の勝手な言い分ですね。

この物語で重要な母親と一緒にいる際の最初のリバイバルのシーン!
ここに最も重要な伏線があることも興味深かったです。

一度観て戻って觀てもおもしろいですね。


ただ気になった点も非常に多くありました。


八代先生の犯行理由
雛月の結婚相手
結末が原作と異なる?
愛梨の存在



この映画の犯人となる八代先生ですが、連続殺人を起こす根本的なきっかけとなる理由がよくわかりません。

孤独だったから?

という理由しか映画では触れられていません。
いくらなんでもこれは弱いのでは?
と感じました。


そして雛月の結婚相手は誰なんだ!?

とかなり気になりました。
原作でははっきりしているようですが、映画でよくわからないまま終わりました。


結末が原作と異なるところも気になりました。

映画の結末は悟は命を落とすという最後でした。

雛月のため
母親のため

これだけ奔走してきた悟の結末としてはどうなんでしょうか?
映画に原作とは異なるバッドエンディングを用意してのはなぜなんでしょうか?


最後に愛梨の存在です。

ラストに悟と愛梨が出会ってこそ、愛梨の存在が活きるのではないかと思いました。

一応出会ってはいましたが、あまりにも二人の関係が薄いです。
愛梨は悟が亡くなったのも全く知らないままその後の人生を生きていくことになります。

悟にとって影響力が大きかった愛梨ですから、二人の先々のことがみえる形で終わってほしかったです。


ちなみに18年間八代先生を止めてくれる人がいなかったというのは八代先生にとってもちょっと悲しいですね。

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