
宮崎駿監督の長編映画で1989年に公開された魔女の宅急便。
魔女の宅急便はすでに30年以上前の映画。
そのためまだ魔女の宅急便を見たことがなく、あらすじを知らない人もいるかもしれません。
また最後の結末はどうなったんだっけ?
とあらすじを忘れてる方もいるかもしれませんね。
今回はその魔女の宅急便のあらすじをネタバレありで簡単にお届けします。
※この記事はネタバレを含んでいますので、注意してください
魔女の宅急便のあらすじをネタバレ
キキが魔女として旅立つ
キキは13歳の女の子。
魔女として生きていることを決意したキキは
13歳になったら魔女がいない見知らぬ地で一年間修業をする
という魔女のルールに従って、満月の日の夜に一人で旅立つ。
突如出発するというキキに驚く父親のオキノ。
魔女の服装である黒いワンピースと赤いリボンを付けたキキを見たオキノは「母さんの若いころによく似てる」とキキを抱きしめた。
魔女の母親のコキリから自身の使っていたほうきを渡されたキキはみんなに見送られながら、黒猫とジジと共に一人で旅に出た。
キキとトンボの出会い
キキの目指すのは海の見える街。
しかし突如嵐に見舞われてしまったキキとジジは列車に退避して、夜を過ごした。
朝起きてキキの目に飛び込んできたのは海と海に囲まれた大都市・コリコ。
初めて見る大都市に心弾ませるキキだったが、周囲の反応は冷たい。
そして戸惑って、とぼとぼ歩いていたキキは警官に声をかけられる。
困っていたキキを助けたのは
トンボという少年だった!
トンボは飛行クラブに所属する少年。
ホウキで空を飛んでいたキキに興味を持ったトンボはいろいろと質問するが、キキはホウキに乗って、その場を
立ち去ってしまう。
魔女の宅急便を開業
キキはコリコでの出来事に落ち込み、途方に暮れていた。
そんなときパン屋の「グーチョキパン店」の前でおかみさんのおソノさんを見かけた。
お客さんがおしゃぶりを忘れたため、おソノさんは困っていた。
おソノさんの代わりにおしゃぶりを届けたキキ。
おソノさんはキキを非常に気に入り、店番をする代わりに2Fの空き部屋に居候させてもらうことになった。
そしてキキはホウキで飛ぶ魔法を活かして「魔女の宅急便」を開業する。
ウルスラとの出会い
キキの初めてのお客さんがお店にやって来た。
今日の甥の誕生日に鳥かごに入ったジジ似の黒猫のぬいぐるみを届けてほしいという依頼だった。
キキは配達に向かうが、突然の突風で森の中に落ちてしまう。
カラスにつつかれながらも、すぐにそこから抜け出すキキだったが、鳥かごの中のぬいぐるみがなくなっていることに気づく。
このままでは配達の時間に間に合わない。
キキは一旦ジジにぬいぐるみのフリをしてもらい、ジジを鳥かごの中に入れて届けた。
急いで森に戻ってぬいぐるみを探すキキ。
そして丸太小屋でジジのぬいぐるみがあるのを見つける。
丸太小屋に住んでいたのは画家のウルスラ。
ウルスラはぬいぐるみをキキに返すが首元がもげていた。
キキに部屋の掃除をしてもらう代わりにウルスラはぬいぐるみを縫って直してあげた。
キキはジジの元に向かい、ジジとぬいぐるみを交換することに成功する。
キキはトンボからパーティに誘われる
ある日グーチョキパン店で店番をしているキキ。
そこにトンボがやって来て、飛行クラブのパーティの招待状をキキに渡す。
6時に迎えに来るというトンボ。
しかしその日は配達が詰まっていて、キキは大慌て。
キキは依頼者の老婦人の家に行くと孫の誕生日に贈ろうとしていたニシンとカボャの包み焼きの料理がオーブンの故障で、できなくなっていた。
老婦人はキキにムダ足を踏ませてしまったことを謝り、お金を渡そうとする。
しかしお金だけもらえないというキキは薪を使ったオーブンで料理を焼くのを手伝った。
なんとか孫に料理を配達することはできたが、孫の反応は「私このパイ嫌いなのよね」と冷たいものだった・・・
キキは配達の途中で雨でずぶ濡れになっていた。
トンボはパーティに行くためにキキを待っていたが、あきらめて帰って行った。
その光景をみていたキキはトンボに声をかけずに部屋に戻っていく。
翌日キキは風邪を引いてしまっていた。
魔法の力が弱まる
おソノさんの看病もあり、キキの体調はすぐに良くなった。
そんなキキにおソノさんは配達を頼む。
配達した場所にいたのはトンボだった。
トンボはキキに自転車の人力飛行機の機関部を見せ、二人で不時着した飛行船を見に行くことになった。
猛スピードで入る自転車は途中で跳ね上がり、飛んでるかのようになるが、すぐに落下。
二人は芝生に転がり、落ちる。
徐々に仲良くなっていく二人。
しかしトンボの仲間がやって来るとキキは機嫌が悪くなり、帰ってしまった。
家に戻ってきたキキはトンボに冷たい態度を取ってしまったことに落ち込む。
そしてキキは
ジジの言葉わからなくなっていること
ホウキで飛べなくなっていること
ことに気づいた。
キキの魔法の力が弱くなっていることが原因だった
飛ぶことができないと魔女の宅急便を開くことができない。
焦るキキは練習するが、飛ぶことはできず、持ってきたホウキも折れてしまう。
宅急便の仕事は休むことになった。
ウルスラと語り合うキキ
落ち込んでいたキキの元を訪れたのはウルスラ。
話を聞いたウルスラは丸太小屋に泊まりに来るよう、キキを誘う。
小屋でキキはウルスラが描く絵を見せてもらう。
そしてウルスラはキキにその絵のモデルになってほしいと頼んだ。
夜キキとウルスラは絵や魔法について語り合った。
キキはトンボの救出に向かう
ウルスラの小屋に泊まったキキ。
その日老婦人に呼ばれたキキは家を訪ねた。
そこでキキは老婦人から先日お礼として、チョコレートケーキのプレゼントもらう。
キキの目からは涙があふれた。
テレビからは飛行船が強風で飛ばされるというニュースが放送されている。
その飛んでいる飛行船から垂れ下がっているロープに必死に捕まっている人物がいた。
トンボだ!!
それを見たキキは急いで、トンボの元に向かう。
そしてキキはデッキブラシを借りて、トンボを助けにいこうとする。
なかなかいうことをきかないデッキブラシだったが、やっと空高く飛んでいくことができた。
ローブに捕まっているトンボだったが、今にも落ちそうな状況になっていた。
そこにキキが現れるが、トンボは限界を迎え、落ちていってしまう。
しかし地面に落ちる前にキキはトンボの手を掴み、助け出した。
人々はキキの行動に拍手喝采。
その光景はテレビにも流されていた。
その後
おソノさんに子供が生まれる
ジジとリリーにも子供が生まれる
そしてキキはコキリとオキノに手紙を書いた。
自分とジジは元気なこと
仕事も順調なこと
など
が書かれてあった。
そして最後に
落ち込むこともあるけれど、私この町が好きです
と書かれてあった。
今日もキキはお届け物を届けている。
さいごに
今回は魔女の宅急便のあらすじをネタバレありで最初から最後の結末まで紹介しました。
魔女の宅急便は30年たった今でもジブリ映画の中で人気のある作品です。
魔女の宅急便は2020年3月27日に放送されます。
久しぶりにみてみてはいかがでしょうか?
間違いなく、なつかしいと感じて、おもしろいと思うはずですよ。