君の膵臓をたべたいの実写映画で12年後の世界で春樹は12年前に桜良が春樹と恭子にあてた手紙を見つけます。
この桜良が春樹と恭子にあてた手紙には何が書かれていたのでしょうか?
ちなみにこのラストは実写映画独自のもので、小説などにはありません。
今回は君の膵臓をたべたいの実写映画で桜良が春樹と恭子にあてた手紙の内容の全文を紹介します。
恭子への手紙の内容
桜良が亡くなり、12年後の世界。
今日は恭子の結婚式の日。
春樹は恭子の結婚式の招待状を出さなかった・・・。
[br num=”1″]
そしていつものように図書委員の栗山と図書室の蔵書の整理をしていた。
そこで栗山は一枚の落書きされた図書カードを見つける。
そのカードは12年前に春樹が桜良が亡くなり、整理をしていなかった900番台、935番のカードだった。
カードの落書きは桜良が書いたもの。
[br num=”1″]
春樹は図書委員しか入ることができない裏の倉庫で桜良が
「がんばって探して見つけた方がうれしいでしょ。宝探しみたいで」
という言葉を思い出す。
935番の本は星の王子様。
そしてその星の王子様の本には・・・
桜良が春樹と恭子にあてた手紙がそれぞれ入っていた。
[br num=”1″]
春樹は手紙を持って、恭子の結婚式場を目指す。
桜良からの手紙を恭子に渡すために。
[br num=”1″]
恭子への手紙の内容
結婚式場に到着した春樹。
式場で春樹は恭子に桜良の手紙を渡した。
桜良が恭子に渡した手紙の内容の全文は・・・
[br num=”1″]
恭子へ
恭子。これは私の遺書です。
突然驚かせちゃってごめんね。恭子にはずっと秘密にしてたけど
私は膵臓の病気で、これが彼の手から恭子に届くころにはもうお墓の中にいると思います。彼って、彼だよ。
恭子がいつも練らんでる私の仲良しくん。恭子。
まずこれを言わせて。
大好き。だから病気のことを黙ってて、本当にごめん。
でもこれだけは信じて。
大好きだったから言えなかった。恭子との時間を壊す勇気が私にはなかったの。
恭子と笑ったり、怒ったり、バカなことを言ったり、泣いたりするのが大好きだった。幸せになってね。
素敵な旦那さんとかわいい赤ちゃんを産んで、誰よりも幸せな家庭を作るんだよ。
天国からいつも見守ってるね。追伸。
彼とも友達になってね。
恭子がいっつも睨んでる、私の仲良しくんと。Sponsored Links
[br num=”1″]
手紙を読んだ後、泣き崩れる恭子。
その恭子に春樹は「友達になってください」と12年前に言えなかった言葉を伝えた。
[br num=”1″]
春樹への手紙
図書室で一人桜良の手紙を読む春樹。
その桜良が春樹にあてた手紙の内容の全文は・・・
[br num=”1″]
君へ
はいけい、志賀春樹くん。
ようやくこれを見つけましたね。遅い遅い!春樹。
春樹って呼んでいい?前からそう呼びたかったんだ。短い間だったけど、そばにいてくれて嬉しかったよ。ありがとう。
病院で真実と挑戦ゲームをやったあのとき、何を訊こうとしたか教えてあげる。それはね、「どうして私の名前を教えてくれないの?」ってこと。
どうしてなの?だって春樹、私の名前を1回も呼ばなかったでしょう。
最初からずっと、君、君、君。ひどいよ。
でもね、病院に忍び込んでくれたとき気付いたんだ。
いずれ失うってわかってる私を友達や恋人、君の中の特別な誰かにしたくないんだって。でも私、そんな春樹に憧れてた。
誰とも関わらないで、たった一人で生きている。
強い春樹に。私は弱いから友達や家族を悲しみに巻き込んじゃう。
でもね、春樹はいつだって自分自身だった。
春樹は本当にすごいよ。だからその勇気をみんなにも分けてあげてください。
そして誰かを好きになって、手を繋いで、ハグをして、鬱陶しくても、まどろっこしくても、たくさんの人の心を通わせて。
私の分まで、うん、生きて!
私ね、春樹になりたい。
春樹の中で生き続けたい!
ううん。
そんなありふれた言葉じゃだめだよね。
そうだね。君は嫌がるかもしれないけど、私はやっぱり
君の膵臓を食べたい。
[br num=”1″]
さいごに
今回は君の膵臓をたべたいの実写映画で桜良が春樹と恭子にあてた手紙の全文を紹介しました。
12年越しの桜良の手紙・・・
その内容は春樹への遺書でもあり、ラブレターでもありました。
[br num=”1″]
そして桜良は亡くなっても
春樹の中で生き続けたい
12年後に見つけたこの手紙。
桜良からの手紙で春樹は教師を続けていくことを決意。
退職届を破り捨てます。
人と関わっていくことに決めます。
⇒君の膵臓をたべたいの実写映画のあらすじをネタバレ!最後の結末は?
⇒君の膵臓をたべたいで桜良の病名は何?病気の余命や死因も紹介
コメント